アメリカのフロリダ大学が、デンマークのCOBODインターナショナルの最新建設3Dプリンターを導入したとして話題になっている。フロリダ大学が導入したのはCOBODインターナショナルの「BOD3」シリーズで、COBODインターナショナルが開発した第三世代の建設3Dプリンター。フロリダ大学エンジニアリング学部ハーバート・ウォーザイムカレッジのキャンパス内に設置された。
フロリダ大学では、エンジニアリング学部の関係者に加え、建設工学、マニュファクチャリングエンジニアリング、マテリアルサイエンス、データアナリシスなどの各学部の学生や教員にも解放するとしている。
フロリダ大学ではまた、キャンパス内での利用に加えて、地元フロリダ州の建設企業とのコラボレーションや共同プロジェクトなどにも建設3Dプリンターを活用したいとしている。
COBODインターナショナルの建設3Dプリンターは、これまでにアメリカ、ヨーロッパ諸国、アフリカ、中東などの各地で導入されている。COBODインターナショナルは、近年特にアメリカでのプレゼンスを強化しており、アメリカの建設3Dプリンティング企業PERIグループとの協業などを進めている。