PERIグループがドイツで6ユニットアパートメントの建設を開始

ドイツの建設企業のPERIグループが、ドイツ初となる6ユニットアパートメントの建設を開始して話題になっている。建設にはデンマークの建設3DプリンターメーカーのCOBODインターナショナルが開発した「BOD2 3Dプリンターが使われている。ドイツ・北ラインウェストファリアに建設中のアパートの家賃は528ドル(約79,200円)程度になる見込という。1平方メートルあたりの家賃では6ユーロ(約990円)程度となり、近隣地域の平均家賃相場よりも大分低いという。

PERIグループは、同アパートの建設を今年9月から開始した。建設完了までにかかる時間は100時間弱を予定している。PERIグループは、同アパートへの入居を来年2024年10月から開始するとしている。

なお、同プロジェクトはドイツ・北ラインウェストファリア政府が運営している「建設イノベーションファンド」および「居住用スペースのための公的ファンド」から、合わせて170万ユーロ(約2億5500万円)の出資を受けている。

PERIグループは、今年2023年7月にも、ドイツ国内で世界初のサッカーチーム用3Dプリントクラブハウスを建設して話題を集めている。