オーストラリアで3Dプリント・ホリデーパーク建設プロジェクトが開始され、現地で話題になっている。
プロジェクトを立ち上げたのはオーストラリアの建設企業のコンツアー3D社。オーストラリア・ニューサウスウェールズ州ダボ市に建設が計画されている3Dプリント・ホリデーパークは、50から100棟の3Dプリントキャビンを中心に、3Dプリント住宅、バーベキューキャンプ施設、公衆トイレなどで構成されるという。関係者によると、広さ12ヘクタールの3Dプリント・ホリデーパークの建設コストは、従来の建設方式よりも最大30%程度削減できるという。
コンツアー3Dは、今年2022年にビクトリア州にオーストラリア初の3Dプリント住宅を建設した企業として知られている。
ダボ市は、オーストラリア・ニューサウスウェールズ州にある人口4万3500人の小さな都市。グレートディヴァイディング山脈の西側にあり、マレー・ダーリング盆地の端に位置している。市内をマッコーリー川が流れている。北はブリスベン、南へはメルボルン、東へはシドニーやニューカッスル、西のブロークンヒルとアデレードと一般国道で繋がっており、ニューサウスウェールズ州各地域への貨物輸送の中心となっている。