https://3dprinting.com/news/be-more-3d-presents-spanes-first-3d-printed-house/
スペイン初となる3Dプリント住宅が完成し、話題になっている。
7メートル角、高さ5メートルのサイズの3Dプリント住宅を建設したのはスペインのビー・モア・3D社。バレンシアポリテクニック大学の敷地内に、大型のXL建設3Dプリンターを使って建設された。
3Dプリント住宅を建設したことについて、ビー・モア・3Dのヴィシャンテ・ラミレズCEOは、「基本的な構造部分は7時間から10時間程度でプリント出来ます。住宅として完成させるには、トータルで6週間から8週間程度かかります。コンクリートを素材に積層を積み重ねてプリントしますが、最終的にはコンクリートの壁になります。理論的には、もっと大きなサイズの建物をプリントする事も可能です」とコメントしている。
ビー・モア・3Dによると、建設3Dプリンターで住宅を建設する事で資材などを削減でき、従来の建設方法よりも最大で35%程度建設コストを削減できるという。
建設3Dプリンターで住宅を建設するプロジェクトは世界中で立ち上がっている。先月はフランスで、世界で初めて人が3Dプリント住宅に入居し、世界的な話題となった。また、人が実際に入居する3Dプリント住宅は、オランダでも建設されている。