日本発の本格的3Dプリント住宅メーカーのセレンディクスと、不動産ディベロッパーのヤマイチ・ユニハイムエステートが資本業務提携を締結し、日本初の3Dプリンター住宅タウン実現を目的とした共同業務を開始すると発表した。
ヤマイチ・ユニハイムエステート株式会社は、「街づくり」と「地域の活性化」実現のミッションのもと、1989年の設立以来34年にわたり「土地の価値を最大化する」ビジネスを展開、常に「土地」を起点とした発想で、それぞれの立地特性や社会経済情勢の変化に応じた建物利用を企画し、土地の長期的な経済価値が最大化する開発を進めてきた。
セレンディクスは2022年3月に日本初の3Dプリンター住宅serendix10(スフィアモデル)を23時間で完成以降、2023年5月には一般販売棟第1号であり商用初となる佐久棟、先月末には日本初の二人世帯向け3Dプリンター住宅 serendix50(フジツボモデル)を愛知県小牧市に竣工させ、世界最先端の3Dプリンティング技術を用いた住宅課題解決に取り組んできた。
両社は2023年8月21日に「世界最先端の住宅開発に関する基本合意書」を締結しているものの、この度の資本提携を通じて相互の関係性を深化させ、一般普及を加速する3Dプリンター住宅技術を確立し、住宅不足や高騰化、ワークライフバランスの両立等の社会課題解決を目指す次世代のスマートシティデザインに共に取り組んでゆくとしている。