カリフォルニア州エネルギー委員会が、カリフォルニア州オークランドに拠点を置く3Dプリンティング住宅メーカーのマイティ・ビルディングズに500万ドル(約7億1000万ドル)の助成金を支給する。マイティ・ビルディングズは、支給された助成金を同社が開発しているゼロカーボン住宅の建設工法や試験などに投じるとしている。
マイティ・ビルディングズは現在、カリフォルニア州サンフランシスコベイエリアの三か所に、プレハブ型の3Dプリント住宅を建設している。ある関係者は、支給された助成金の一部は同プロジェクトの耐久試験などに投じられるとしている。
カリフォルニア州エネルギー委員会から助成金を得たことについて、マイティ・ビルディングズのスコット・ゲビッケル氏は、「このグランドブレーキングなプロジェクトを開始できることに興奮しています。イノベーション、サステナビリティ、コミュニティに対する我々のコミットメントを示すものです。この助成金は、我々が現在サンフランシスコベイエリアで開発中の三つのプロジェクトへ投じられる予定です。カリフォルニア州の未来の建設業の姿を現わすものです。より手頃で、強固で、エネルギー効率の高い住宅は今後の標準になります」とコメントしている。