スコット・ゲビック氏が、米カリフォルニア州オークランドに拠点を置く3Dプリント住宅メーカーのマイティ・ビルディングズのCEOに就任する。ゲビック氏のCEO就任により、前CEOで共同創業者のスラヴァ・ソロニツィン氏はCEOを退任するが、マイティ・ビルディングズの取締役としては留任する。
ゲビック氏は、大手コンサルティングファームのマッキンゼー出身の経営コンサルタント。直近ではマニュファクチャリングサービスビューローのジャビルのマネジメントチームにコンサルティングを行うとともにマネジメントチームのメンバーとして活躍していた。ゲビック氏は、製造業全般に幅広いトラックレコードを有しており、特にグリーンマニュファクチャリングの分野における造形が深いとされている。
ゲビック氏のCEO就任について前CEOのソロニツィン氏は、「新CEOとしてのスコットを歓迎します。スコットは製造業において幅広い経験を持ち、ラージスケールのビジネス戦略を策定して実行する確かなトラックレコードを有しています。誰も真似ができない彼の貴重なスキルセットは、成長フェーズにある現在のマイティ・ビルディングズがもっとも必要としているものです」とコメントしている。