米カリフォルニア州にアメリカ史上初の3Dプリント教会が誕生するとして話題になっている。カリフォルニア州レイクのレイク・カリフォルニア・コミュニティ教会は、建設会社ドン・アジャミアン建設と3Dプリンティングサービスビューローのエマージェント3Dと共同で、地元レイク・コミュニティに建設3Dプリンターで教会を建設する。発表によると、工事は今年夏から始まり、年内の完成を予定している。
レイク・カリフォルニア・コミュニティ教会のジム・ラクソン牧師は、「私たちの教会は、ここ20年近くの間建て替えを検討してきました。ドン・アジャミアン建設のアドバイスもあり、建設コストを抑えるために3Dプリンターで建設することにしました。また、インテリアも音響が効率的に届くデザインされ、説教の際にマイクを使う必要がありません」とコメントしている。
アメリカでは現在、住宅不足が深刻化している各地の都市部を中心に建設3Dプリンターの導入が進んでいる。現在までに、カリフォルニア州、テキサス州、フロリダ州、ニューヨーク州、ニュージャージー州、ミネソタ州などで3Dプリント住宅が建設されている。
レイク・カリフォルニア・コミュニティ教会は独立系のプロテスタントのキリスト教会。オレゴン州ダラスに拠点を置き、毎週日曜日午前10時15分から礼拝を行っている。