ICONがテキサス州オースティンで3Dプリント住宅コミュニティを建設

テキサス州に拠点を置く建設3Dプリンターメーカーで3Dプリント建設企業のICONが、テキサス州オースティンで3Dプリント住宅コミュニティを建設する。

アメリカ現地メディアの報道によると、ICONはオースティン市内にあるロバート・ミューラー地域空港跡地の再開発事業として、二階建て3Dプリント住宅、商業施設、グリーンスペースなどで構成される3Dプリント住宅コミュニティを建設するとしている。広さ700エーカー(約85万7000坪)の空港跡地の再開発プロジェクトは、地元テキサス州の建設デザイン会社マイケル・Hsuと共同で行う。

また、プロジェクトにはマイケル・Hsuの他に、オースティン市財務サービス局と都市計画局も参加する。

3Dプリント住宅は広さ198平方メートルから731平方メートルのサイズから選択でき、最大3ベッドルームで構成される。また、住宅の建設にはICONが開発した3Dプリント住宅用資材「カーボンXマテリアル」が使用される。

ICONは、アメリカ現地時間の先週、ベンチャーキャピタルのノーウェスト・ベンチャーパートナーズなどからシリーズC投資で5600万ドル(約85億6800万円)の資金を調達している。