イーロン・マスク氏が3Dプリント住宅を建設か

イーロン・マスク氏が3Dプリント住宅を建設するとして話題になっている。アメリカ現地メディアの報道によると、マスク氏はテキサス州オースティンの郊外の町バストロップ郡に、3Dプリント住宅110棟を建設するとしている。平屋建ての3Dプリント住宅には、近隣のボーイングテキサス工場に勤務する労働者や、現在増設中のスペースXキャンパスのスタッフなどが入居するとしている。

バストロップ郡議会員のメル・ハルマー氏は、「ボーイングは現在、従業員用の住宅を建設している」と発言し、何らかの住宅建設プロジェクトが進行中であることを認めている。

マスク氏自身もテキサス州を拠点に活動しており、テキサス州ボカ・チカに居住している。マスク氏の自宅は価格5万ドル(約650万円)の平屋建て住宅で、所有者はスペースXとなっているという。マスク氏は、スペースXに毎月家賃を支払っているとされる。

ボカ・チカは、2014年にスペースXが進出してくるまでは静かな田園地帯として知られていた。マスク氏が拠点に据えたことで、ボーイングテキサス工場やテスラのギガファクトリーなどが相次いで進出し、現在アメリカでもっとも急速に成長している町となっている。