生成AIが3億人のアメリカ人の仕事をリプレース

生成AIが最大で3億人のアメリカ人の仕事をリプレースする可能性があるとするレポートが発表され、話題になっている。アメリカの大手金融機関ゴールドマンサックスがまとめたレポート「The Potentially Large Effects of Artificial Intelligence on Economic Growth」によると、現在導入が進んでいる生成AIなどによりコンテンツ製造のオートメーションが普及し、最大でアメリカ人の仕事の三分の二がリプレースされる可能性があるという。生成AIによってリプレースされない仕事は全体の30%程度にとどまるとしている。

生成AIによってリプレースされるリスクが最も高い仕事がオフィスでの事務作業で、法律関連の仕事、建設デザイン、エンジニアリングと続いた。

一方、生成AIによってリプレースされない仕事としては、清掃業、保守メンテナンス、機械設置と修理、建設業などが挙げられた。

生成AIは現在世界中で急速に利用が拡がっている。アディティブ・マニュファクチャリング・3Dプリンティングの領域でも導入が始まっており、3Dプリンティング・サービスビューロー・マーケットプレース運営大手のシェイプウェイズも、生成AIを自社の製造プラットフォームに組み込むと発表している。