ドイツのベルリンに拠点を置く3Dプリンティングソフトウェアメーカーの3ユアマインドが130万ユーロ(約1億6250万円)の資金を獲得し、ソフトウェアをマシンラーニング化する。
資金を投じたのはベルリン投資銀行とヨーロッパ地域振興ファンド。地元の革新的技術開発を支援するプロFITプロジェクトの一環として実施された。
資金を獲得した3ユアマインドのステファン・クールCEOは、「我々のソフトウェアは、アディティブ・マニュファクチャリングへの参入を目指す企業に、シンプルでコストエフェクティブな道を提供します。マシンラーニングの機能を加えることで、アディティブ・マニュファクチャリングのプログラムの性能を何倍にも高めることが可能になります」とコメントしている。
クールCEOは、アディティブ・マニュファクチャリングの世界では、すでにデータドリブンのメソッドが主流であり、マシンラーニングを使うことでワークフローの各フェーズを最適化・再効率化することが可能になるとしている。
3ユアマインドは2014年設立。ワークフローマネジメントソフトウェアなどの、製造業用アディティブ・マニュファクチャリングソフトウェアを開発している。