出典:http://www.titan3drobotics.com/the-blog/
アメリカの3Dプリンターメーカーのタイタンロボティクスがペレットエクストルージョンシステムを開発している。同社によると、開発中のペレットエクストルージョンシステムは一般的なFDM方式の3Dプリンターで使われるフィラメントのエクストルージョンの三倍のスピードで造形できるという。
また、一般的なフィラメントは通常20-30ドル程度で販売されているが、同社のペレットエクストルージョンシステムで使われるペレットは1㎏あたりわずか2ドルで購入できるという。比較的の大型の造詣物を3Dプリンターで製造しているケースでは大きなコスト削減が期待できるという。
タイタンロボティクスの社内テストでは、3mmのノズルを使った場合一時間あたり5ポンド(2,265g)エクストルージョンできたという。
現在普及が進むFDM方式の3Dプリンターではスプール単位でフィラメントを利用しているが、スプールの単位(通常は500-1,000g程度)でスプールを交換する必要がある。また、造形スピードも比較的遅いというデメリットがある。ペレットエクストルージョンシステムの登場により、造形スピードと造詣サイズが大幅に向上する可能性が出てきた。