2025年度第3四半期の全世界のアディティブ・マニュファクチャリング市場が40億ドル(約6200億円)規模に達したとするレポートが発表された。アメリカの市場調査会社アディティブ・マニュファクチャリング・リサーチのレポートは、特にメタル3Dプリンティングとポリマー3Dプリンティングの普及が世界的に進み、同規模に市場全体が拡大したとしている。
市場の内訳はポリマー3Dプリンティング24億2000万ドル(約3751億円)、メタル3Dプリンティング15億9000万ドル(約2464億5000万円)、アディティブ・マニュファクチャリング関連サービス21億5000万ドル(約3332億5000万円)となっている。
アディティブ・マニュファクチャリング・リサーチのスコット・ダンカン副社長は、「2025年度第3四半期においては、アディティブ・マニュファクチャリング業界全体において本当のモメンタムが醸成された時となりました。業界の成長率は上昇し、過去四年間で最大の伸び率を記録しています。アディティブ・マニュファクチャリングに関する関心は上昇していて、さらなる拡大が期待できるでしょう」とコメントしている。
スコット・ダンカン副社長は、今月ニューヨーク市で開催されるアディティブ・マニュファクチャリング戦略会議2025で公開プレゼンテーションを行い、本件の紹介をするとしている。

