全世界の3Dプリンティング用ソフトウェア市場が、2033年に67億8000万ドル(約1兆170億円)規模へ拡大すると予想したレポートが公開された。
アメリカの市場調査会社アディティブ・マニュファクチャリング・リサーチのレポート「アディティブ・マニュファクチャリング用ソフトウェア市場2025年度版:アナリシス、データ、未来予想」は、2024年度の全世界のアディティブ・マニュファクチャリング用ソフトウェア市場を24億4000万ドル(約3660億円)規模と推定し、2033年までに同規模へ拡大すると予想している。
アディティブ・マニュファクチャリング用ソフトウェア市場の中でも、特にコアワークフローとアプリケーション・プロセス用ソフトウェア市場の拡大が有望視されており、市場拡大を牽引するとしている。また、デザインやプレパレーションといった3Dモデリング関連ソフトウェアに加えて、プロセスモニタリングやプロダクションマネジメントなどの業務用ソフトウェアの利用が広がると予想している。
同レポートはまた、市場拡大を牽引する主なプレーヤーとしてスリーディーシステムズ、オートデスク、ストラタシス、マテリアライズ、シーメンスなどを挙げている。