全世界の3Dプリンティング市場が2030年に882億ドル(約12兆7000億円)規模へ成長すると予想したレポートが発表された。アメリカの市場調査会社グランドビュー・リサーチのレポート「3Dプリンティング市場規模、シェアおよびトレンド分析2024年-2030年版」は、2024年時点の全世界の3Dプリンティング市場規模を248億ドル(約3兆5712億円)と推定、今後年率23.5%の成長率で成長を続け、2030年に同規模へ到達すると予測している。
セクター別ではハードウェアとソフトウェア関連市場の成長が見込まれ、市場拡大を牽引すると予測している。
地域別では北米市場の成長率が年率34.0%と最大で、市場拡大を牽引するとしている。特に航空宇宙、自動車、ヘルスケア、コンスーマーグッズなどの産業セクターでの市場拡大が見込めると予測している。
3Dプリンティング市場における主なプレーヤーとしては、スリーディーシステムズ、アーカムAB、オートデスク、ダッソーシステムズ、エンビジョンテック、EOS、ExOne、GEアディティブ、HP、マテリアライズ、プロトラブズ、ストラタシス、Voxeljetなどを挙げている。