3Dプリンティング用ソフトウェア市場が62億ドル規模へ拡大

全世界の3Dプリンティング用ソフトウェア市場が、2031年までに62億ドル(約8370億円)規模へ拡大すると予想したレポートが公開された。

アメリカの市場調査会社スマーテック・アナリシスのレポート「アディティブ・マニュファクチャリング・ソフトウェア市場の機会:2023年版」は、今年2022年の全世界の3Dプリンティング用ソフトウェア市場規模を12億ドル(約1620億円)と推定した上で、2031年までに同規模へ到達すると予想している。

3Dプリンティング用ソフトウェアの中でも、特にマニュファクチャリング・エクセキューション・システム(Manufacturing Execution Systems, MES)と呼ばれる製造管理ソフトの売上が大きく伸び、市場全体をリードするとしている。

市場を牽引する産業セクターとしては、サービスビューロー、コンスーマーグッズ、医療、歯科医療、インダストリアルグッズ、エネルギー、航空宇宙、自動車を挙げている。

市場における主なプレーヤーとしては、スリーディーシステムズ、オートデスク、ストラタシス、マテリアライズ、シーメンス、GEアディティブ、オーセンタイズ、マークフォージド、ヘクサゴンなどを挙げている。