全世界の産業用3Dプリンティング市場が、2031年までに1077億ドル(約150兆7800億円)規模へ成長すると予想したレポートが公開された。市場調査会社アライド・マーケットリサーチが発表したレポート「産業用3Dプリンティング市場」によると、全世界の産業用3Dプリンティング市場は今後年率21.9%の成長率で成長を続け、2031年までに同規模に到達するとしている。
ユーザーのカテゴリーとしては、製造業のユーザーによる3Dプリンターの利用が進み市場拡大を牽引するとしている。中でも自動車、航空宇宙、防衛、医療、家電などのメーカーによる利用が進むとしている。
エリア別市場ではアメリカを中心とした北米のシェアが最も高く、ヨーロッパ諸国、アジア太平洋地域、ラテンアメリカ・中東・アフリカの順で続くとしている。
また、産業用3Dプリンティング市場における主なプレーヤーとして、スリーディーシステムズ、アーカム、ExOne、ストラタシス、プロトラブズ、ヴォクセルジェット、マテリアライズ、エンビジョンテック、EOS、ゼネラル・エレクトリック、GEアディティブ、ヒューレットパッカード、SLMソルーションズ、キヤノンなどを挙げている。