https://blog.fortinet.com/2017/03/15/fortimail-named-idc-email-security-leaders
市場調査会社のIDCが、全世界の3Dプリンティング関連市場が2022年までに230億ドル(約2兆5300億円)規模に拡大すると予想したレポートを発表した。
レポートによると、3Dプリンター本体、3Dプリンター用素材、3Dプリンター関連ソフトウェア、3Dプリンター関連サービスなどの市場は今後年率18.4%の成長率で成長を続け、2022年に同規模に拡大するとしている。
IDCのリサーチマネージャーのマリアンヌ・ダクイラ氏によると、世界の3Dプリンティング市場は、古くから3Dプリンターが使われてきている航空宇宙や自動車などの業界以外で拡大する可能性が高いとしている。また、分野では3Dプリンティング関連サービスと小売りが高い成長を続け、2022年までに10憶ドル(約1100憶円)規模に拡大するとしている。
市場シェアは3Dプリンター本体と3Dプリンター用素材が全体の三分の二を占めている一方、3Dプリンティング用ソフトウェアが今後シェアを拡大するとしている。
3Dプリンターの用途では試作品製造、完成品製造のウェイトが高く、全体の45%を占めるとしている。
国・地域ではアメリカが2019年時点で540億ドル規模を占め、EUが400億ドルで続くとしている。アメリカとEUだけで全世界の市場の三分の二を確保するとしている。 また、中国の市場も拡大し、アメリカ、EUに続いて三位につくとしている。