インダストリー4.0技術の導入でイギリスに17万5千人分の新規雇用が創出 http://www.apollovideotechnology.com/support/white-papers/

ロボティクス、3Dプリンティング技術、AIなどのインダストリー4.0技術の導入により、イギリスに17万5千人分の新規雇用が創出されるという見通しをイギリス政府が示した。

「インダストリアル・デジタライゼーション・レビュー」と題された白書は、「拡大するデジタライゼーションとテクノロジーの変革がイギリスの製造業にどのようなメリットをもたらすのか」を明らかにしたもの。新技術の導入により、GDPで6千億ドル(約66兆円)規模の経済効果が見込めるとしている。

同白書は、中小企業にロボティクスや3Dプリンティング技術へのアクセスを促すため、3Dプリンターなどを完備した共同ワークスペースの開設や、スマート工場や3Dプリンターなどの設備投資のための公的な経済的支援などを提言している。

また、大学や民間企業などに「デジタル・イノベーション・ハブ」を開設し、民間レベルのコラボレーションを促進することなども提言している。

白書の執筆に関わったショーン・レッドモンド氏は、「特に中小クラスのメーカーに対しては、新しいデジタライゼーション技術が彼らのビジネスをどのように成長させるかを教育する必要がある」とコメントしている。