アメリカのメタル3Dプリンティングサービスビューローの累積製造点数が15万点を突破

ロサンゼルスに拠点を置くメタル3Dプリンティングサービスビューローの3DEOの累積製造点数が、15万点を突破した。2016年の会社設立から4年での記録達成となった。

3DEOのマット・サンド社長は、「15万点という数字は、3DEOにとって脅威的なマイルストーンです。メタルアディティブ・マニュファクチャリングを大量生産の領域へブレイクさせるという我々のビジネスモデルとミッションが正しいことを示しています。現在、我々は多くの競争の中で従来型の製造方式を打ち破っています。我々の方がコスト構造と素材パフォーマンスがはるかに高いからです」とコメントしている。

3DEOは、メタル3Dプリンターを製造販売するビジネスモデルではなく、製造したメタル3Dプリンターを使ってパーツなどの製造を行う3Dプリンティングサービスビューローのビジネスを展開している。

3Dプリンティングサービスビューローのビジネスモデルを採用したことについて、3DEOのマット・ペトロスCEOは、「我々の顧客は3Dプリンターを購入したいのではありません。彼らは単にパーツを必要としているだけです。今日の3Dプリンター業界は、1990年代のサーバー業界に酷似しています。当時の人々は、データへアクセスするためにサーバーを購入する必要がありました。今日の企業も、パーツを製造するために3Dプリンターを購入する必要があります。我々のビジョンは、製造業におけるAWS(Amazon Web Service)になることです」とコメントしている。