http://www.3ders.org/articles/20181123-mercedes-benz-is-3d-printing-replacement-parts-for-its-classic-cars.html
パーツにはメルセデスベンツ300SLクーペシリーズのスパークプラグホルダーや、W110シリーズのスライディングローラーなどが含まれるという。いずれのパーツもメルセデスベンツのクラシックセンターで提供されるという。
メルセデスベンツ300SLクーペシリーズのミラーベースはアルミ合金を素材に作られ、クロームプレートでコーティングされているという。スパークプラグホルダーはサーモプラスチック・ポリミアド12で作られていて、硬度と耐久性を確保したとしている。
メルセデスベンツは30年前から3Dプリンターを製造現場に導入している。多くは試作品の製造に使われてきたが、2016年から最終部品の製造に3Dプリンターを活用している。メルセデスベンツが現在最も多く活用している3Dプリンターのタイプはメタル3Dプリンターで、ほとんどがSLS方式のメタル3Dプリンターだという。
「(3Dプリントされた)パーツはいずれもメルセデスベンツブランドの高い品質基準を満たしています。そして、オリジナルの部品と、すべての点においてまったくそん色のないレベルを確保しています。最先端のデジタル・プロダクション・テクノロジーが、過去のブランドをよみがえらせるのです」と担当者はコメントしている。