NASCARのレーシングチームが3Dプリンターでレースカーのパーツを製造 http://www.3ders.org/articles/20180911-team-penske-is-using-carbon-fiber-3d-printers-for-race-car-parts.html

NASCARのレーシングチームが3Dプリンターでレースカーのパーツを製造し、3Dプリンターコミュニティの話題になっている。

パーツを製造したのはアメリカのチーム・ペンスキー(Penske)。ストラタシスの3Dプリンターで、カーボンファイバーを配合したナイロン12を素材に製造したという。

「シーズン中ドライバーがレースに集中する中、レースカーのデザインと開発という別の競争が始まっています。3Dプリンターを使ってパーツを製造することでチームに多くのメリットがもたらされます。より良く、より強いエアロダイナミックのデザインのパーツを作ることが可能になります。早くパーツを作ることで、チームの競争力も高まります」とチーム・ペンスキーのマット・ギンベル・プロダクションマネージャーはコメントしている。

チーム・ペンスキーが使ったのはストラタシスのフォルタス380mcカーボンファイバー・エディションシリーズ。これまでに航空宇宙、自動車などの業界で導入が進んでいる。

フォルタス380mcカーボンファイバー・エディションシリーズは、現在シカゴで開催中のシカゴ国際工作機械見本市(IMTS)のストラタシスのブースで展示されている。