BMWが2019年にアディティブ・マニュファクチャリング・キャンパスを開設 https://www.autoevolution.com/news/bmw-to-set-up-new-3d-printing-center-125006.html#agal_0

BMWが2019年にアディティブ・マニュファクチャリング・キャンパスを開設する。ミュンヘン北部の街オバーシュライシュハイムに、1,000万ユーロ(約13億5千万円)を投じて建設する。

キャンパスは6,000平方メートルの大きさで、80人のスタッフが勤務する予定。各種のアディティブ・マニュファクチャリング技術の研究や、エンジニア・デザイナー向けトレーニングなどが行われる予定。

BMWは自動車の製造にアディティブ・マニュファクチャリング技術を積極的に取り入れている事で知られる。同社はすでにミュンヘン市内にアディティブ・マニュファクチャリング・センターを開設し、年間10万点ものパーツを製造している。センターではハイエンドメタル3Dプリンターや、各種のFDM3Dプリンターなどが多数稼動している。センターで製造されるパーツの中には、製造中止となったクラシックカーのパーツや、小型のプラスチックマウンティングなども含まれているという。

アディティブ・マニュファクチャリング・センターの責任者、ジェンズ・アーテル氏は、「新しいアディティブ・マニュファクチャリング・センターはBMWグループのアディティブ・マニュファクチャリング技術の大きなマイルストーンになるでしょう。センターのチームはプラスチックやメタルプリンティング技術を検証し、精度をさらに高めるでしょう。我々のゴールは、究極の技術を獲得し、プロセスチェーンに導入することです」とコメントしている。