http://www.nano-di.com/about-nano-dimension
イスラエルのエレクトロニクス3Dプリンターメーカーのナノ・ディメンションが電子基板の3Dプリンティングサービス「3Dプリンテッド・エレクトロニクス・サービスビューロー」を開始する。同社によると、オンラインによる電子基板の3Dプリンティングサービスは世界初という。
3Dプリンティングはナノ・ディメンションのドラゴンフライ2020プロ3Dプリンターで行う。ユーザーが電子基板の3Dファイルをアップロードすると見積もりが提示され、オンラインで注文する。
サービスの開始に際し、ナノ・ディメンションのエイミット・ドロアCEOは、「我々のユニークなアディティブ・マニュファクチャリング技術は我々に、オンデマンドでプロフェッショナルレベルの3Dプリント電子基板を提供するポジションを与えてくれます。センサーやアンテナなどの部品を数日で提供し、ユーザーの時間をセーブし、ユーザーの製品のライフサイクル全般に渡って様々なバリューを提供出来るでしょう」とコメントしている。
ナノ・ディメンションのドラゴンフライ2020プロ3Dプリンターは、銀ナノ粒子を素材に電子基板をプリントする。オンデマンドで高速で多層プリント基板をプリントする事が可能なため、電子基板製造のゲームチェンジャーになると期待されている。