http://www.fedex.com/us/services/fuelsurcharge.html
物流大手FedExがオンデマンド3Dプリンティングサービスを開始する。同社の物流・Eコマース事業再編に伴うもので、新たに創設されるFedExフォーワード・デポ社がサービスを提供する。
事業再編によりFedExの事業が五社に分割されるが、FedExフォーワード・デポ社は主に顧客の在庫管理、サービスパーツ・ロジスティクス、3Dプリンティング、リペアセンター、パッケージングなどの業務を担うとしている。
FedExが提供する3Dプリンティングサービスの詳細は明らかにされていないが、業界関係者の多くは、3Dプリンティングサービスを先行して提供している競合企業のUPSのものと同様のものになると予想している。今のところ、3Dプリンターの機種などについては明らかにされていない。
UPSの3Dプリンティングサービスは、メーカーなどの顧客のパーツを必要に応じてオンデマンドで3Dプリントして配送するもの。3Dプリンターでパーツを製造する事で、備蓄などを含む在庫コストを大幅に削減出来る。また、オンデマンドでパーツを供給するため、製造コストの削減も期待出来る。
FedExのオンデマンド3Dプリンティングサービスは、今年3月以降に開始すると見られている。