https://www.theverge.com/2014/7/28/5943883/amazon-opens-create-your-own-3d-printing-store
Eコマース大手のAmazonが、3Dプリンティングサービスの特許を取得した。Amazonが2013年に申請していたもので、顧客の注文に応じて3Dモデルを3Dプリンターで出力し、顧客へ配送するか店舗でピックアップしてもらうもの。現時点ではジュエリー、玩具、ホームデコレーションなどのアイテムが注文出来る。
3DプリンティングはAmazonの3DプリンティングパートナーのMixee、スカルプティオ、3DLTが行う。商品は3Dプリンティングパートナーか、Amazonから配送される。
3Dプリンティングサービスの最大のメリットは、リテーラーの在庫コストを削減出来ること。オンデマンドで製品をプリントすることで、製品在庫を備蓄する必要がなくなり、固定費などを含めたコストを大きく削減出来る。
これまでの3Dプリンティングサービスは主に法人ユーザーが利用してきていたが、Amazonが3Dプリンティングサービスを開始する事で一般消費者の利用が拡大する事が期待される。
今回取得した特許とは別に、AmazonはAR技術を使ったオーダリングシステムの特許も申請している。Amazonは3DプリンティングサービスとAR技術のオーダリングシステムを組み合わせた新しいショッピングシステムの開発を目指してると関係者は予想している。