http://pjotrpens.com/3D-Printed-on-Ultimaker-in-bronze
オランダのデザイナーがカラーファブのフィラメントでオリジナル万年筆を製造し、3Dプリンターコミュニティの話題になっている。
オリジナル万年筆を製造したのはレイン・ヴァン・デル・マスト氏。カラーファブのブロンズフィルを素材に、ウルチメーカーのウルチメーカー2+エクステンデッドで3Dプリントした。ノズルは0.25mmのサイズを使用したという。
カラーファブの関係者によると、プリンティングのレゾルーションの細かさと後工程処理が造形精度を高めたとしている。
レイン・ヴァン・デル・マスト氏は過去にも3Dプリンターを使って万年筆を製造しているが、回数を重ねる毎に巧みになってきているという。
ブロンズフィルはカラーファブが提供している高機能3Dプリンター用フィラメントの一つ。プラスチックポリマーにブロンズパウダーが混合されていて、プリントするとブロンズの様な仕上がりになるのが特徴。一般的なFDM方式の3Dプリンターで利用可能。
カラーファブはオランダの素材企業ヘリアン・ポリマーズの社内ベンチャーとして設立され、これまでにブロンズフィルなどの金属系フィラメントやウッドフィル、バンブーフィルなどのウッド系フィラメントをリリースしてきている。