ミズーリ科学技術大学がニコンSLMソルーションズのSLM500メタル3Dプリンターを導入

アメリカのミズーリ科学技術大学(Missouri University of Science and Technology)が、ニコンSLMソルーションズのSLM500メタル3Dプリンターを導入した。ミズーリ州雇用助成金を受けたもので、同大学内のセンター・フォー・アドバンスドマニュファクチャリングの施設内に設置される。

ミズーリ科学技術大学のマニュファクチャリング・オペレーションマネージャーのブラッドリー・デューサー氏は、「学生がアディティブ・マニュファクチャリング業界で使われている最先端のマシンに触れることで、彼彼女らの可能性の扉を大きく広げることが可能になります。また、従業員のアップスキルを図る地元企業の経営者にとっても大きなメリットをもたらすことになるでしょう」とコメントしている。

SLM500メタル3Dプリンターは、3レーザーヘッド方式のメタル3Dプリンターで、最大500X280X365㎜の造詣ボリュームを有している。業界最速クラスの造形スピードとクオリティを誇り、航空宇宙や自動車などの製造現場でエンドユーズパーツの製造などに使われている。

ミズーリ科学技術大学は1870年設立の公立大学。ミズーリ州立大学の構成校で、2023年時点で6456人の学生を抱えている。エンジニアリング学部が有名で、インフォメーションサイエンスやソーシャルサイエンスなどの各種のプログラムを提供している。