アメリカの製造サービス企業のジャビルが、米ニューメキシコ州アルバカーキーにメディカル3Dプリンティング・センターを開設する。現在のヘルスケア施設に4200万ドル(約44億5200万円)を投じ、新施設として活用する。
センターの開設により、アルバカーキーには新たに120人分の雇用が生まれる。ジャビルはすでに、素材管理責任者、品質管理技術者、アディティブ・マニュファクチャリング・エンジニアなどの15人の人材を募集している。
ジャビルは2018年9月に、ニューメキシコ州内にあるジョンソンエンドジョンソンの医療施設を受け継ぎ、360人の従業員とともに運営している。
センターにはアルバカーキー市も、地元経済開発基金から75万ドル(約8025万円)を投資する。アルバカーキー市のケラー市長は、「この投資がリターンをもたらすという計算をしています。わが市が行っている他のプロジェクトにとっての良い見本になります」とコメントしている。
ジャビルは1966年設立、フロリダ州セントピーターズバーグに拠点を置く製造サービス企業。フロリダ州タンパベイ地区では最大規模の企業で、全世界28国に100か所の工場を所有し、従業員17万人を雇用している。