アメリカ国内で3Dプリンター用フィラメント製造トレンドが加速

アメリカ国内で3Dプリンター用フィラメント製造トレンドが加速しているとアメリカ現地メディアが報じている。アメリカのアディティブ・マニュファクチャリング業界メディアの3Dネイティブは、アメリカ国内の主要3Dプリンター用フィラメントメーカー11社を紹介、各社の概要や製品特性などを報じている。

第二次トランプ政権発足後、いわゆるトランプ関税の課税が始まるなど製造業のアメリカ回帰の機運が高まっている。特に中国にハードウェアなどの製造を委託している多くのアメリカの3Dプリンターメーカーも、アメリカ国内での製造へ切り替える動きが各社で始まっている。

3Dプリンター用フィラメントも例外ではない。現在アメリカで使用されている3Dプリンター用フィラメントの多くは中国製で、アメリカ国内シェアの相当数を占めているものと認識されている。

3Dネイティブは、3Dプリンター用フィラメント専門メーカーとして、ロサンゼルスに拠点を置くスプリントレイ社、ノースカロライナ州に拠点を置くアストラ3D社、フロリダ州に拠点を置くオーラ3Dなどを特に詳しく取り上げ、それぞれの会社製品の特性やスペックなどを報じている。

アメリカでは現在、中国からの輸入品に一律29.3パーセントの輸入関税が課せられている。