出典:http://3dtoday.ru/blogs/news3dtoday/top-10-printed-on-3dprinter-models-for-the-week1234567/
ロシアのフィラメントメーカー、フィラメンタルノがセラミックフィラメントを開発した。
CERAMOと名付けられたFDM3Dプリンター用フィラメントはセラミックライクで、プリントがセラミックのように仕上がる。特に90-100%のインフィルでプリントするとほとんどセラミックのような形状で仕上がる。
CERAMOの溶融温度は240℃から260℃と高めで、ヒートベッドの温度設定も100℃から110℃が推奨されている。
CERAMOは耐熱性にも優れ、102℃の高温にも耐えられるとしている。
現在世界中で各種のFDM3Dプリンター用フィラメントが開発されているが、セラミックライクのフィラメントはドイツの発明家カイ・パーシー氏が開発したレイブリックを除き、本格的には開発されてきていない。今回開発されたCERAMOは、拡大を続ける3Dプリンターの利用範囲を更に広げる可能性がある。
なお、CERAMOは700グラムのスプールで供給され、価格は35ドル(約3,500円)。今のところ今月中旬に発売開始が予定されている。