アメリカのSLA3Dプリンターメーカーのフォームラブズの共同創業者でCEOのマックス・ロボヴスキー氏が、AMUG(Additive Manufacturing User Group)イノベーターアワードを受賞した。AMUGの発表によると、ロボヴスキー氏に2026年3月に米ネバダ州リノで開催される2026年度AMUG年次総会で同賞が授与される。
ロボヴスキー氏は、MIT(マサチューセッツ工科大学)大学院在籍時代に同僚のデービッド・クレイナー氏と共同でSLA3Dプリンター「Form1」を開発、プロフェッショナルレベルのSLA3Dプリンターを安価な価格で市場に投入した。両氏は2012年にフォームラブズを設立し、「Form1」に続いて「Form2」「Form3」を相次いでリリース、世界中のユーザーに提供した。
フォームラブズは、これまでに累計で13万台の3Dプリンターを販売している。
AMUGのシャノン・ヴァンデレン理事長は、「AMUGは、マックスの物語を賞賛します。マックスは、まさにAMUGイノベーターアワードを受賞するにふさわしい功績を残しました。我々は、理事会全員一致でこの決定を支持しました」とコメントしている。

