アメリカ・メイクスが3Dプリンティングリサーチ用助成金を提供

アメリカのアディティブ・マニュファクチャリング関連アクセラレーターのアメリカ・メイクス(America Makes)が、3Dプリンティングリサーチ(研究開発)用助成金を提供する。アメリカ現地メディアの報道によると、助成金の規模は210万ドル(約3億2970万円)で、防衛用および商業用アディティブ・マニュファクチャリング関連技術の開発と育成に使われるとしている。

助成金の支給対象となるアディティブ・マニュファクチャリング関連としては、ハードウェアなどのデザイン、アディティブ・マニュファクチャリング用素材、プロセス関連技術、ゲノム関連技術、バリューチェーンなどが挙げられている。

アメリカ・メイクスは、助成金申請を希望する人・企業向けのオンラインウェビナーを現地時間の2024年6月26日に開催する。申請希望者は、現地時間の2024年8月16日午後5時までにアメリカ・メイクスのウェブサイトから申し込む必要がある。

アメリカ・メイクスは、2012年にオハイオ州ヤングスタウンにて設立されたアメリカ国防省傘下のアディティブ・マニュファクチャリング関連アクセラレーター。これまでに各種のスタートアップ企業向けインキュベーションプログラムを提供してきている。