2021年11月16日から19日の日程でドイツ・フランクフルトで開催されていた世界最大規模のアディティブ・マニュファクチャリング関連展示会Formnextが閉幕した。新型コロナウィルスの感染拡大によりオンラインでの開催を余儀なくされた昨年のFormnext 2020をはさみ、2年ぶりの完全オフラインでの開催となった。
来年のFormnext 2022は、フランクフルトの同じ会場で2022年11月15日から18日の日程で開催される。また、2025年にはアメリカ・シカゴでFormnext USAが開催されることが発表された。
主催者メサゴ・メッセ・フランクフルトの発表によると、Formnext 2021には600社以上の企業が出展し、世界76カ国から17,859人の来場者が集まった。
メサゴ・メッセ・フランクフルトのFormnext担当副社長のサシャ・ヴェンズラー氏は、「(Formnext 2021の開催により)対面での接触や会話をすることが、アディティブ・マニュファクチャリング業界という革新的な業界にとっていかに重要であるかを改めて実感しました。アディティブ・マニュファクチャリング業界は技術革新のペースが速く、投資家や各種のステークホルダーと情報を共有することが重要です。業界全体がFormnextの開催を待ち望んでいました」とコメントしている。