イスラエルの大型3DプリンターメーカーのMassivit 3Dが、米ジョージア州アトランタに3Dプリンティング・エクスペリエンスセンターを開設する。「アメリカズ・エクスペリエンスセンター」と名付けられたセンターにはMassivit 3Dの「Massivit 1800」「Massivit 5000」シリーズが設置され、Massivit 3Dのユーザーが自由に利用できるとしている。また、3Dプリンターのトレーニングや、パーツなどのサンプルプリントなどのサービスも提供される。
Massivit 3Dの北米担当社長のケビン・サイクス氏は、「(センターの開設は)会社にとっての重要なマイルストーンです。北米市場においては特に重要です。我々のソルーションのポートフォリオを市場に示し、ユーザーのビジネス、デザイン、開発、製造プロセスのすべてを転換させることを可能にします。北米市場における我々のプレゼンスを強化し、最新技術をリアルタイムでお見せすることが可能になります」とコメントしている。
Massivit 3Dは2013年設立。イスラエル・ロドに拠点を置き、造形サイズ最大最大117 X 150 X 180 cmの大型3Dプリンター「Massivit 1800シリーズ」などを製造している。同社の3Dプリンターは、独自開発したGDP(Gel Dispensing Printing)技術により、サポートなしに複雑な形状の物体を正確に造形する事が可能としている。