アメリカの大手3Dプリンターメーカーのストラタシスが、「ストラタシス・サステナビリティ宣言」を発表した。新たにローザ・コベレン氏をサステナビリティ担当副社長に起用し、3Dプリンティングの世界において循環型経済、気候変動への対応、社会への影響力をリードしてゆくとしている。
ストラタシスのヨアヴ・ツァイフCEOは、「ニューグローバル・エコノミーは企業にかつてなかった挑戦へ対応することを求めています。また、地球環境の善良な管理者としての責務を果たすことも求めています。ストラタシスは、復元力に富み、ローカルのサプライチェーンを強化し、命を救うためのマニュファクチャリング・ソルーションを提供できるポジションにあります。パンデミックに対しては、我々はエコシステムを再定義し、医療機関にPPEや人工呼吸器用部品をデザイン、マニュファクチャリングしてサポートしてきました。我々の3Dプリンティングの世界におけるリーダーシップを、マインドフル・ビジネスに活用することは我々の重要なミッションなのです」とコメントしている。
「ストラタシス・サステナビリティ宣言」の発表とともに、ストラタシスはアディティブ・マニュファクチュアラー・グリーン・トレード・アソシエーション(AMGTA)に加入することも発表した。AMGTAは、2019年に発足した非営利団体で、アディティブ・マニュファクチャリング業界におけるサステナビリティなどの課題の共有と解決を目指している。