ストラタシスが3Dプリンターデモンストレーション・ツアーを開催

アメリカの大手3Dプリンターメーカーのストラタシスが、自社の3Dプリンターデモンストレーション・ツアーを開催する。3Dプリンターを搭載した大型トラックを使い、各地で3Dプリンターの実演デモンストレーションを実施する。

ツアーの開催地域はアメリカ屈指の工業地帯であるアメリカ中西部。来月11月6日にミズーリ州セントルイスを皮切りに、ミネアポリス、ミルウォーキー、ウィスコンシン、シカゴ、グランド・ラピッズ、ミシガンなどの各州を遠征する。最終日は12月7日で、オハイオ州シンシナティでゴールを迎える。

ツアーが開催される地域は、アメリカにおけるアディティブ・マニュファクチャリングの活用が最も進んでいる地域とされる。また、地域内には各種の労働組合の本部などが存在し、「メーカー系」労働者が数多く存在している。ツアーの開催によりメーカー系労働者に3Dプリンターを紹介し、啓蒙することも狙っていると見られる。

アメリカでは、トラックなどを使った移動式実演デモンストレーションが少なからず行われるが、3Dプリンターメーカーによる移動式実演デモンストレーションが行われるのは、今回が初のケースになると見られる。

ストラタシスは、各地の実演デモンストレーションへの参加を呼びかけている。参加申込はストラタシスのオンライン登録ウェブサイトにて行える。