Formnext 2020を主催しているメサゴ・メッセ・フランクフルトGmbHが、今年11月にドイツのフランクフルトで開催されるFormnext 2020の公衆衛生ガイドラインを発表した。公衆衛生、ソーシャルディスタンシング、換気の3カテゴリーで構成されるガイドラインは、出展者と来場者の健康を守るための具体的なルールを定めている。
出展に関しては、ブース間の距離を従来の3メートルから6メートルの倍に広げ、それぞれのブースに1メートルのコミュニケーションスペースを設けるとしている。また、監視員が常時会場内を回り、出展者と来場者が十分なソーシャルディスタンシングを取っているかモニタリングするとしている。
メサゴ・メッセ・フランクフルトGmbHのサシャ・ウェンズラー副社長は、「これらのガイドラインをお願いすることで、法的に定められた基準よりもさらに高い安全基準が確保できます。多くの方にご来場いただき、アイデアをシェアし、イノベーションを促し、多くのビジネスを生み出していただくことを期待しています」とコメントしている。
新型コロナウィルスの世界的な感染拡大が続く中、多数の展示会が開催中止に追い込まれている。そうした中、メサゴ社はFormnext 2020の予定通りの開催を決定し、先月発表している。
Formnext 2020は、今年11月10日から13日までの四日間開催される。