ドイツ・フランクフルトで開催されていた世界最大級のアディティブ・マニュファクチャリング関連展示会のformnext 2019が、現地時間の11月19から22日までの四日間の日程を終えて終了した。
開催期間中の来場者は34,532人に達し、昨年の26,919人から28%増加した。出展社数も852社を数え、昨年の632社から35%増加した。
出展者は各種の3Dプリンターメーカーに加え、素材メーカー、アプリケーション開発会社、ツーリングメーカー、ポストプロセス・サービサーなどが出展した。また、自動車、航空宇宙、鉄道などに特化したツーリングメーカーなども出展した。地元ドイツの企業に加え、アメリカとヨーロッパの企業が多数出展した。
盛況に終わったformnext 2019について、formnext主催者のマサゴ・メッセ・フランクフルトのサシャ・ヴェンズラー副社長は、「五年目を迎え、formnextはそのサクセスストーリーを更新し続けています。アディティブ・マニュファクチャリングは一つの産業となり、この極めてダイナミックな産業で各社が手を結ぶことで、さらなる進化を遂げることができるでしょう」とコメントしている。
formnextは、毎年11月にフランクフルトで開催されている。来年もformnext 2020が、同じくフランクフルトで開催される見込み。