スペインのブルゴスで世界最大規模の3Dプリンターパーティーが開催 https://twitter.com/MakerGal3D/status/993216357364879360/photo/1?ref_src=twsrc%5Etfw&ref_url=https%3A%2F%2F3dprint.com%2F212956%2F3d-printer-party-held-in-spain%2F

スペインの古都、カスティリャ州ブルゴスで、世界最大規模の3Dプリンターパーティーが開催された。

ブルゴス大学で現地時間の5月4日から6日までの三日間開催されたパーティーには、世界各地の3Dプリンターメーカーやユーザーが参加し、161台もの3Dプリンターが稼働する一大イベントとなった。パーティーにはアメリカの3Dプリンターメーカーのエアウルフ3Dや、テキサス州のルトウルノ大学の研究チームも参加した。

スペインのガリシア州に拠点を置く3Dプリンティング企業のメーカーギャル3Dは、長さ4.8メートルのPLA製の剣のフィギュアを出品し、話題を集めた。剣の製造には15キロのPLAを素材に170点のパーツが製造され、製造に300時間かかったという。

また、同じくスペインの地元の3Dプリンティング企業のキロラブ3Dは、3Dプリンターで古代ギリシャのアンティキチア・天文モデルを製造し、話題を集めた。アンティキチア・天文モデルは古代ギリシャで発明されたアナログ計算機で、惑星や星などの位置を計算するために使われたという。

3Dプリンターパーティーは、以前はスペインの別の街レオンで開催されていたが、今年からブルゴスでの開催となった。関係者は、来年の3Dプリンターパーティーも同じくブルゴスで開催されるとしている。