イタリアの3DプリンターメーカーのRobozeが、カリフォルニア州エル・セグアンド(El Segundo)に航空宇宙・防衛ヘッドクォーターを開設する。アメリカ現地時間の今週Robozeが発表したもので、アメリカ国内の航空宇宙セクターのユーザーに対する供給能力を拡大し、ビジネス拡大へつなげるとしている。
エル・セグアンドは「世界の航空宇宙産業の首都」と呼ばれている街で、市内にはボーイング、ロッキードマーティン、ノースロップグラマン、RTXなどのアメリカを代表する航空機メーカーが製造拠点を置いている。Robozeの担当者は、「アメリカで打ち上げられる人工衛星の半分はエル・セグアンドで製造されている」とコメントしている。
Robozeのアレッシオ・ロルッソCEOは、「エル・セグアンドに拠点を設けることは、アメリカ最先端の航空宇宙産業に対して我々のテクノロジーを提供することを可能にします。最新鋭のアディティブ・マニュファクチャリングは業界におけるキーテクノロジーであり、エル・セグアンドで稼働している多くの製造施設へ戦略的な部品などを供給することも可能になります」とコメントしている。
エル・セグアンドは、カリフォルニア州サンタモニカ湾に位置する人口1万7272人の小規模都市。市の面積の三分の二が航空機メーカーなどの製造設備に供されていて、「工業の街」の様相を呈している。

