イギリスのベース・マテリアルズが大型3Dプリンティングサービスを開始

イギリスの3Dプリンティング企業のベース・マテリアルズが、大型3Dプリンティングサービスを開始したとして話題になっている。イギリス現地メディアの報道によると、ベース・マテリアルズはロボットアーム型の大型3Dプリンターを使い、大型のエンドユーズパーツなどを製造する。これまでに無人小型船舶のボディパーツなどの製造を受託したとしている。

ベース・マテリアルズのマネージングディレクターのジョン・ミラー氏は、「今回始まった新サービスは、ベース・マテリアルズにとって重要なマイルストーンです。我々の大型3Dプリンティングサービスはマテリアルのイノベーションとデジタルマニュファクチャリングの結合の結果で、より速く、よりクリーンで、より効率的な製造ソルーションを提供します。複雑なデザインのパーツをシングルピースで製造することにより、クライアントにこれまで以上のデザイン上の自由度とスピードを提供することが可能になりました」とコメントしている。

ベース・マテリアルは20年以上の社歴を持つ3Dプリンティングサービス企業。船舶の部品などを中心に、航空宇宙、自動車、ファウンドリーなどのセクターのユーザーにサービスを提供している。