ビヨンド・ミートのブラウンCEOが「明日のグローバルプロティン企業を創る」とコメント

先日2025年度第3四半期決算を発表したアメリカの代替肉メーカーのビヨンド・ミートのイーサン・ブラウンCEOが、「明日のグローバルプロティン企業を創る」とコメントして話題になっている。

アメリカの農業専門ウェブメディアAFNのインタビューに答えたもので、ビヨンド・ミートの業績が長らく低迷していることを認めた上で、「ビヨンド・ミートはビジネスの対象を広げてゆきます。これまでは事業の再構築フェーズに留まっていましたが、次のステップへ進む時が来ました。我々にはやななければならないことが沢山あり、明日のグローバルプロテイン企業を創ってまいります」とコメントした。

ブラウンCEOはさらに「これまでに17年に渡って代替肉の研究開発を行ってきました。我々は植物性タンパク質を知り尽くしており、他社では真似できないレシピの組み合わせのノウハウを持っています。我々が製品化してきたのはそのほんの一部であり、これからもどんどん新製品を市場へ投入してゆきます」と、新製品のリリースを示唆している。

ビヨンド・ミートが先日発表した2025年度第3四半期決算によると、同社の同期間中の売上高は7020万ドル(約108億8100万円)で、前年同期比で13.36%のマイナスとなった。営業収支は1億1230万ドル(約174億650万円)の赤字で、前年同期の3090万ドル(約47億8950万円)の赤字から大幅に悪化した。