アメリカの大手代替肉メーカーでNASDAQ上場のビヨンド・ミートが2025年度第3四半期決算を発表した。それによると、同社の同期間中の売上高は7020万ドル(約108億8100万円)で、前年同期比で13.36%のマイナスとなった。営業収支は1億1230万ドル(約174億650万円)の赤字で、前年同期の3090万ドル(約47億8950万円)の赤字から大幅に悪化した。期間中に不良資産を償却したことなどが数字を悪化させた。
調整後EBITDA(利子、税、減価償却前利益)も2160万ドル(約33億4800万円)の赤字で、前年同期の1980万ドル(約30億6900万円)から悪化した。
ビヨンド・ミートのイーサン・ブラウンCEOは、「2025年も終わりに近づく中、変革へ向けた三つの重要なビルディングブロックを確保することができました。特に2027年に償還を迎える転換社債を株式に変換し、バランスシートの流動性を強化できたことが大きいです」とコメントしている。
2025年度第3四半期決算の発表を受けて、NASDAQで取引されているビヨンド・ミートの株は、前日比12%マイナスの一株1.12ドルに値下がりして取引を終えた。

