Xometryが2025年度第3四半期決算を発表

メリーランド州ガイザーズバーグに拠点を置く産業用マーケットプレース運営のXometryが2025年度第3四半期決算を発表した。それによると、同社の同期間中の売上高は1億8100万ドル(約274億5000万円)で、前年同期比で28%の大幅なプラスとなった。主力事業のマーケットプレース事業が前年同期比で31%のプラスとなり、全体を牽引した形となった。マーケットプレースに参加したアクティブユーザー数も21%増加し、7万8282人となった。

調整後EBITDA(利子、税、減価償却前利益)は610万ドル(約9億1500万円)の黒字で、前年同期の63万2000ドル(約94億8000万円)の赤字から黒字転換した。

Xometryのランディ・アルツシューラーCEOは、「エンタープライズのお客様が我々のサプライチェーンソルーションをアダプトされたことにより、マーケットプレース事業で前年同期比で31%のプラスとなりました。我々のプラットフォームと戦略的グローバルネットワークの強さが発揮できた結果です」とコメントしている。

Xometryは2013年10月設立。3DプリンティングやCNCマシニングに特化したオンデマンド・マーケットプレースを運営しており、顧客にはBMW、GE、NASA、アメリカ陸軍などの大手ユーザーが名を連ねている。