プロッドウェイズが2025年度第3四半期決算を発表

フランスの3Dプリンターメーカーのプロッドウェイズが、2025年度第3四半期決算を発表した。それによると、同社の同期間中(2025年7月~9月)の売上高は1200万ユーロ(約21億円)で、前年同月比で6%のマイナスとなった。システムズ部門の売上高が対前年比で4%のプラスとなったおものの、SaaS(ソフトウェア・アズ・ア・サービス)部門とプロダクト部門の売上高が落ち込み、全体を引っ張る結果となった。

販売市場別ではドイツ国内の売上高が大きく落ち込み、同社の主力市場であるフランス市場の売上高を侵食したかたちとなった。

プロッドウェイズの2025年度通年(2025年1月~9月)の売上高は3990万ユーロ(約69億8250万円)で、前年比で9%のマイナスとなった。

プロッドウェイズはプレスリリースで、「2025年度のこれまでの売上高の状況から、2025年度年間売上高も、前年比で若干のマイナスになると見込んでいます」とアナウンスしている。

プロッドウェイズは2013年設立のフランスの工業用3Dプリンターメーカー。独自開発したムービングDLP技術を使ったSLA方式のハイエンド3Dプリンタ-などを製造している。