マテリアライズが2025年度第2四半期決算を発表

ベルギーの3Dプリンティングサービスビューローでアディティブ・マニュファクチャリング用ソフトウェア開発のマテリアライズが、2025年度第2四半期決算を発表した。それによると、同社の同期間中の売上高は6480万ユーロ(約111億4560万円)で、前年同期比で5.8%のマイナスとなった。主力のマニュファクチャリングとソフトウェア関連売上が揃って伸び悩んだことが結果に響いた。当期間中の経常収支は20万ユーロ(約3440万円)の黒字だった。

マテリアライズの2025年度第1四半期決算では、売上高6640万ユーロ(約108億2320万円)、調整後EBITDA(利子、税、減価償却前利益)900万ユーロ(約14億6700万円)だった。

マテリアライズのブリジット・ド・ヴェットヴィーセンCEOは、ヨーロッパ市場における医療機器製造拡大に向けてアメリカの大手メーカーのジョンソンエンドジョンソンとのパートナーシップ契約を締結し、今後はヨーロッパでの売上の伸長が期待できるとコメントしている。

2025年度第2四半期決算の発表を受け、マテリアライズは2025年度通年の売上高見通しを2億6500万ユーロ(約455億8000万円)から2億8000万ユーロ(約481億6000万円)のレンジに修正した。