アメリカの代替肉メーカーでNASDAQ上場のビヨンド・ミートのチェルシー・グレイソン取締役が、自身が保有する同社株のうちの492株を売却していたことがわかった。
アメリカの株式投資メディアインベスティングプロの報道によると、グレイソン取締役はアメリカ現地時間の2025年6月25日、保有するビヨンド・ミートの普通株4万3177株のうち、492株を一株3.50ドルの総額1722ドルで売却したという。
グレイソン取締役は、今年2025年3月にも保有するビヨンド・ミートの普通株3330株を一株3.29ドルの総額1万955ドルで売却している。
本記事執筆時点(2025年6月27日)、NASDAQで取引されているビヨンド・ミートの株は一株3.41ドルで売買されている。
間もなく発表されると見られるビヨンド・ミートの2025年度第2四半期決算では、売上高8000万ドル(約116億円)から8500万ドル(約123億2500万円)のレンジと、前年同期比よりマイナスになると見込まれている。
代替肉業界に詳しいあるアナリストは、ビヨンド・ミートがEBITDAベースでキャッシュフローの黒字転換に成功しない限り、株価の低迷が続くと予想している。