Xometryが2024年度第4四半期決算を発表

メリーランド州ガイザーズバーグに拠点を置く産業用マーケットプレース運営のXometryが2024年度第4四半期決算を発表した。それによると、同社の同期間中の売上高は1億4900万ドル(約226億4800万円)で、前年同期比で16%のプラスとなった。主力のマーケットプレース事業が前年同期比で20%のプラスとなり、全体の売上高増加を牽引した。

同期間中の経常収支は990万ドル(約15億480万円)の黒字で、前年から70万ドル(約1億640万円)改善した。同期間末日時点の同社の保有する現金および現金相当資産残高は2億4000万ドル(約364億8000万円)で、前年比で580万ドル(約8億8160万円)増加した。

マーケットプレースの直近のアクティブバイヤー数は6万8267人で、前年から23%増加した。アクティブバイヤー一人当たりの購入金額も前年比で12%増加し、売上高拡大につながった。一方、サービス部門の売上高は前年同期比で13%マイナスの1400万ドル(約21億2800万円)となった。

売上高増加の理由について、同社は同期間中に導入した新たなインターナショナル・エコノミープライスが、特に海外の新規アクティブバイヤーの参加を促す結果をもたらしたと分析している。